homin小説R-18
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君が好き 7
先輩は桜の木の下にいた…

先輩…

僕が呼ぶと…少し戸惑ったような顔で…僕を見る…

あの…僕…

チャンミナ…俺な…この桜の木の下で本を読んでたチャンミナに…一目惚れしたんだ…

先輩は…凄く嬉しそうに…だけど寂しそうな顔で…

凄く綺麗で…何て言うか…一瞬で恋に落ちたんだ…信じてもらえないかもしれないけど…

僕は…こんなに想われていたんだ…切なくなる…

本気だった分…なかなか諦めきれなくて…チャンミナを見ると…辛くてさ…逃げてたつもりじゃないけど…ゴメンな…

先輩は…寂しそに笑う…

だから…チャンミナもう…俺に構わないでくれ…期待しちゃうから…

そう言うと…僕の横を通り過ぎようとした…

僕はその腕を掴み…

先輩…ユノ先輩…待って…


チャンミナ…?

先輩は驚いた顔で僕を見る…

僕の話しも聞かないで…行かないで下さい…僕も貴方に伝えたい事があるんだ…

チャンミナ…。どう言う事…?

先輩が…僕に告白してくれた時…正直…戸惑いました…僕は…男なんて好きじゃなかったし…先輩にからかわれてるんじゃないかと…

チャンミナ…それは違う…

先輩は慌てて僕に言う…

はい…分かってます。先輩の態度を見てれば…毎日、僕に逢いに来てくれて…毎日…告白してくれて…本気で…好きじゃなきゃ…出来る事じゃないって…
先輩が逢いに来なくなって…だんだん寂しくなって…先輩の存在が…だんだん僕の中で大きくなって…

僕はだんだん…切なくなって…涙が…出そうになる…

先輩が逢いに来てくれた時…自分の気持ちがハッキリ分かって…でも…先輩を傷付けてしまった…

僕は涙が溢れ出る…

先輩に逢いに行っても…逢えなくて…でも…でも…

泣いて言葉が続かない僕を…先輩は優しく抱きしめてくれた…

チャンミナ…大丈夫だよ…チャンミナ…

ぼ…僕も…先輩が…ユノ先輩が…大好きです…

抱きしめられた腕を緩めて…先輩を見つめて…もう一度言う…

ユノ先輩が…大好きです…

先輩は優し笑顔で…

チャンミナ…俺も…大好き!やっぱり…チャンミナを諦めるなんて…出来ない…

先輩は僕を力強く抱きしめて…

やっと手に入れた…チャンミナ…

ユノ先輩…

チャンミナ…やっとユノって言ってくれた…

嬉しそうに言うユノ先輩がかわいい…



僕は恥ずかしくて…顔が見れない…

チャンミナ…もう一度呼んで…俺の事…

真剣な表情で言う…

僕は先輩の目を見て…

ユノ先輩…大好き…

チャンミナ…

ユノ先輩はそっと僕にキスをした…

僕達の恋は…この桜の下で…出会い…実ったんだ…



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CATEGORY : 君が好き
THREAD TITLE : BL小説  *  THREAD THEME : 小説・文学
TRACKBACK : 0  *  COMMENT : 0  *  2016/04/23 - Sat - 00:00 *  EDIT
君が好き 6
僕はあれから毎日先輩に逢いに校門…下駄箱…教室…桜の木の下…

先輩と話しをしたくて…自分の気持ちをちゃんと伝えたくて…

だけど…逢うことすら出来ないでいた…ドンへ先輩の鉄壁のカードに守られている先輩に…僕は何も出来ずにいた…

はぁ…何でこんな事になってるんだ…
僕の話し位聞いてくれてもいいじゃないか…
もう…どうしたらいいか…分からない…はぁ…

チャンミナ?どうかした?最近、お前毎日何してんの?

キュヒョナが不思議そうに言う…

別に…何にも…してないよ…

なぁ、ユノ先輩あれから何も言ってこないのか?

何か以外…あんなにチャンミナに断られても、毎日来て…告白してさぁ…

本気で好きじゃなきゃ…なかなか出来ない事だと思うなぁ…。

凄いよな!ユノ先輩のチャンミナへの愛は!


そうだよな…先輩はこんなに僕の事思って…自分の気持ちを伝えてくれていたのに…僕は…まだ…何もしてない…

ありがとう!キュヒョナ!僕、ちょっと行って来る!


僕は三年棟に走った…先輩に…俺の気持ちをちゃんと言うために…

三年の教室の前…緊張する…

先輩!ユノ先輩!ちょっと…話しがあります!

僕は夢中で先輩を呼んだ…

先輩は驚いた顔で僕を見た…

だけど…ドンへ先輩が…

お前!ユノに近づくなって言っただろ?帰れよ!


ドンへ先輩には関係ない…僕は…ユノ先輩に話しがあるんだ…

先輩を真っ直ぐに見つめて…もう一度言った…

だから!

ドンへ…いいよ…もう…分かった…チャンミナ…行こう…

先輩は俯きながら…教室を出て行った…

すると…ドンへ先輩が僕に…

今度ユノを泣かせて、傷付けたら…俺は…お前を許さないからな!

ドンへ先輩は僕を睨みつけながら言う…

僕は…ドンへ先輩の目を見て…

大丈夫です…ちゃんと僕の気持ち伝えますから…

僕は先輩を追いかけた…そして…ちゃんと気持ちを伝える為に…

もう…自分の気持ちから逃げない…

今度は…僕が先輩に素直に気持ちをぶつける番だ…

先輩が僕を思っていてくれたように…

ちゃんと…伝えたい…




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CATEGORY : 君が好き
THREAD TITLE : BL小説  *  THREAD THEME : 小説・文学
TRACKBACK : 0  *  COMMENT : 0  *  2016/04/21 - Thu - 00:00 *  EDIT
君が好き 5
チャンミナに逢いに行かないと決めたものの…寂しくてたまらない…

なぁードンへ…チャンミナ、俺に逢えなくて…何か変わったかなぁ?

親友のドンへに言われて、押してダメなら引いてみたんだけど…

ユノ…まだ二日だろ?まだ、そんな変わらないだろ…

そうなの?俺は…こんなに逢いたいのに…ちょっとチャンミナ見に行ってこようかなぁ…

ユノ!今、行ったらせっかくの計画が台無しだろ?我慢しろ!

ドンへ~本当にこれでチャンミナ…俺の事好きになるのかなぁ…はぁ…心配だよ…俺…

大丈夫だ!もう、気になって仕方なくなる…はずだ…多分…

俺はドンへを睨みつけながら…

これでチャンミナに嫌われたら…ドンへと親友辞めるからな…

ユノ!そんな事言うなよ…俺…泣いちゃうよ…

はぁ…好きな人に逢えないって…こんなに苦しいとは思わなかった…

そんな思いで…チャンミナに逢いに行くのを我慢する日々が続いた…

教室でドンへとふざけて遊んで居ると…廊下にチャンミナが…俺は…一瞬、夢かと思った…その場から動けず…久しぶりに見たチャンミナは、何か寂しそうに見えた…

俺は…ずっとあの時のチャンミナが気になっていた…

もう…逢えないのも限界で…桜の木の下に行ってみた…
しばらく行けなかったあの場所…
もしかしたら…チャンミナが居るかもしれない…

桜の木の下で本を読むチャンミナを見つけた時…また…僕は恋に落ちたんだ…
やっぱり…俺は…チャンミナが好きだって…我慢なんかしないで…駆け引きなんてしないで…好きって気持ちを伝え続ければ良かったって…そう思った…


チャンミナ…声をかけたら…凄く驚いた顔をしていた…

俺は…自分の気持ちをもう一度正直にチャンミナに伝えたのに…

何にも伝わっていなかった…
もう…自分に自信がない…こんなに好きなのに…溢れる涙が止まらない…

ここに居たら女々しくなる…
俺はもう…その場に居たくなくて…

泣くなんて思わなかった…自分がこんなにも…弱かったなんて…

教室に戻ると…ドンへが待っていてくれた…

ドンへ……俺…もう…ダメみたい…
チャンミナに…気持ち…伝わってなかった…もう…諦める…

ドンへの顔を見て…また…泣けてきた…

本気で…好きだったんだ…俺…ドンへ…

ドンへは何も言わずに…抱きしめてくれた…

そして…勢い良く教室を出て行った…

この後…まさか…チャンミナが俺を好きになってくれてたなんて…夢にも思わなかった…

俺はただ…チャンミナを…忘れたかった…





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THREAD TITLE : BL小説  *  THREAD THEME : 小説・文学
TRACKBACK : 0  *  COMMENT : 0  *  2015/07/13 - Mon - 00:00 *  EDIT
君が好き 4
キュヒョンと帰った次の日から、先輩が来なくなった…

別に気にしてる訳じゃない…

ただ毎日来てたから…急に来なくなるから…気になるだけだ…

チャンミナ。ユノ先輩最近来ないなぁ?どうしたんだろう?
チャンミナの事諦めたのかなぁ?

そうなんじゃない…。僕は全然気にならないから…いいけど!むしろ、良かったし‼

チャンミナ…何ムキになってんの?
やっぱり、気になってんじゃん!

ち…違う…!そ…そんな事思ってない…

はいはい…次の授業は移動教室だから、早く行こう!

うん…分かったよ…

一年棟は三年棟と離れてるから…滅多に三年生と会う事はない…

先輩は毎日…俺に逢いに来てくれてたんだなぁ…

そんな事を考えて歩いていると…三年棟の所に…

教室をふと見ると…友達とじゃれ合う先輩の姿が…

久しぶりに見る先輩の姿に…僕は胸の辺りが…痛くなった…

視線が…先輩とあってしまった…

だけど…先輩が僕の所へ来る事はなかった…

何だよ…毎日散々、告白しておいて…
一緒に帰るの断ったくらいで…来なくなって…本当…何なんだよ…

僕は凄く…ムカついた反面…僕の事を簡単に諦めた先輩に…悲しくなった…

モヤモヤした気持ちのまま…数週間が過ぎた…

先輩は僕に逢いに来る事もなく…僕は先輩の事を考えないようにしていた…

僕は最近お気に入りの桜の木の下で本を読んでいた…
この場所は落ち着く…何もかも忘れられる…そのはずだった…


チャンミナ…

聞き覚えのある声がする…ふと顔をあげると…

先輩…

僕は驚きすぎて…本を落としてしまった…

チャンミナ…元気だった…?

先輩は少し寂しげに言う…
僕は…言葉が出てこない…

俺な…チャンミナに逢えないの…辛かったよ…

先輩は落ちた本を拾い僕に渡しながら言う…

チャンミナは…俺に…逢いたくなかった…?

僕は……べ…別に…なんとも…

先輩の顔がまともに見れず…俯いてしまう…

そっかぁ…俺の気持ち…チャンミナに…少しは…届いてると思ってたんだけどなぁ…

先輩は…最後に見せた…あの寂しそうなあの顔で…僕を見る…

チャンミナ…俺…まだ…チャンミナ…を諦めきれない…だから…まだ…好きでいさせて…迷惑…かけないから…

先輩は…俯きながら言う…

先輩の言葉に…あぁ…やっぱり僕は…先輩が好きなのかも…そう思った…

はぁ…何なんですか…本当に…
本当…勝手な人ですね…先輩は…僕は…

言いかけて…ふと見ると…先輩が泣いていた…

あ…あの…先輩…?

チャンミナ…の…バカ…‼俺の気持ち何て…何にも知らないくせに‼

そう言い捨てて…先輩は…走って言ってしまった…

あ…あれ………?僕は……今…先輩に
ちゃんと…自分の気持ちを伝えようと…したのに…えっ……。

誤解させてしまった…はぁ!
追いかけないと…先輩に…俺の気持ち…伝えないと…

僕は…先輩を探し回った…先輩はなかなか見つからない…

先輩…何処にいる…

途方にくれて…帰ろうとした時…突然…呼び止められた…

おい!シム チャンミン!ちょっと話しがある!ちょっと来いよ!

あの…あなたは…?僕は…今…それどころじゃ…

俺は…ユノの親友のドンへだ!ユノの事で話しがある!早く来いよ!

この人…凄く…怒っている…どうしよう…立ち尽くす僕に…

はぁ…もう…ここでいい…
お前…ユノに…何言った?ユノ…泣いてた…

お前…もう…ユノに近づくな…あいつの気持ちに答えられないなら…もう…ユノに関わらないでくれ…

あの…僕は…

そう言いかけると…

お前も…ユノの事…好きだと思ってたよ…

そう言って…先輩は行ってしまった…

はぁ…俺は…どうしたらいいんだ…

今度は…僕が…先輩を追いかける事になるとは…思わなかった…


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TRACKBACK : 0  *  COMMENT : 2  *  2015/06/14 - Sun - 00:00 *  EDIT
君が好き 3
俺がいつも昼休みに昼寝をしに行く内緒の場所がある…

校舎の裏にある大きな桜の木の下…

そこで俺は…チャンミンを見かけたんだ…

初めて見た時…チャンミンが凄く綺麗で…一目で恋に落ちた…

俺は男に何て興味は無かった…
でも…チャンミンを好きになってしまったんだ…

はぁ…何て名前なんだろう…はぁ…何年かなぁ…はぁ…

ユノ…さっきからため息ばっかり?どうかしたのか?

ボーとしていたら、親友のドンへが、心配そうに顔を覗きこむ…

ドンへ…俺…一目惚れした…

おぉ~!誰?可愛い?なぁ~ユノ。教えろよ!

はぁ…名前…分からないんだぁ…
桜の木の下に居たんだよ…

桜の木?学校の?…もしかして…ユノの好きな人って…この学校に居るの?

うん…とっても綺麗な人…はぁ…

おい…お前…気は確かか?うちの学校…男子高だぞ?ユノ…男が好きだったの…?

はぁ?そんな訳ないだろ!俺は…女が好き…だった…はず…うん…
だけど…仕方ないじゃん!好きなんだから…

まだ…名前も知らないって?ちょとさぁ、調べてみようぜ!俺、ユノの好きになった人気になるし…
まぁ…ちょと複雑だけど…お前が好きなら…応援するよ!親友だし!

ドンへは笑顔で俺を受け入れてくれた…

その日から、俺とドンへはチャンミンを探し続けて…ようやく、名前と学年を突きとめた。

シム チャンミンか…はぁ…どうしよう…なぁ~ドンへ…。

いつまでもそんな片思いで居るのが嫌なら…告白してこい!

今までだって、ユノはそうだったじゃん…。あっ…それは女だったし、ユノは告白される方が多いか?

ドンへは笑いながら、何か人ごとみたいに言う…

ドンへ…何かめんどくさがってる…俺の事…?

何か寂しいぞ…俺…

違うよ…!何て言うか…いつものユノらしく行けって事!

とりあえず、告白してみろよ?ダメでも…アタックし続ければいいじゃん!
ユノ…夢はいつか必ず叶うもんだ!

笑顔でドンへに言われ…

何か…俺…自信でてきたぁ~!

うん、うん!頑張れ~ユノ~!

こうして俺は変な自信を持ってチャンミンに告白したんだ…

でも…毎日告白しても…チャンミンに断られ続け…流石の俺もヘコんできた…

ドンへ…俺もう…頑張れないかも…
流石の俺も…辛いかも…

本当に…チャンミン嫌そうで…昨日はとうとう一緒に帰ってくれなくて…

…はぁ…俺の気持ち…届いてないみたい…

そんな俺に…ドンへは…

そうかなぁ?俺が見る限り、チャンミンは少しづつ、ユノの事好きになってると思うぞ…。

ユノ…今までずっと押してきたから…今度はちょと引いてみたら?

ドンへ…どういう事?引くって?

だから!今まで毎日、告白して逢いに行ってただろ?それをやめてみるんだよ!
そうしたら、今度はチャンミンがユノの事が気になって仕方なくなるって訳!

ドンへは若干ドヤ顔で俺に言う…

ふーん。チャンミンに逢いに行けないの?寂しいなぁ…本当にそんなんで…チャンミンが俺の事…気にするかなぁ…?

でも、やってみる価値はあると思うぞ!ユノ~!

うん!分かった…!しばらくチャンミンに近づかない…!


こうして、しばらく俺は…チャンミンに逢いに行くのを辞めてみたんだ…




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TRACKBACK : 0  *  COMMENT : 1  *  2015/06/07 - Sun - 00:00 *  EDIT
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Author:Dycu
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