屋上から二人で戻り、俯くチャンミンを俺は夕食に連れ出した…会社近くの行きつけのラーメン屋…
まだ元気のないチャンミン…
『チャンミナ…今から会社に帰って資料作りするんだ。ちゃんと食べないとな。
この仕事最後までやるんだろ?俺もついてる。大丈夫だ。
ちゃんと、チャンミナのそばに居るから…もう…避けたりしないから…一緒に頑張ろう?
俺達なら、絶対出来るからさ!俺はチャンミナのヒョンだよ。俺が大丈夫って言ったら大丈夫だ!ほら、食べよう?』
やっと、笑顔になったチャンミン…俺はこの笑顔を守りたい…ヒョンとして…チャンミンを助けたい…そう思ったんだ…
それから俺達は二人で徹夜で資料作りをした…
『ユノヒョン!ここなんですけど…』
『ああ…この表現より、こうの方がいいかな。』
『はい!分かりました!』
チャンミンと久しぶりの穏やかな会話…ヒョンとしてチャンミンにアドバイスをして、チャンミンも一生懸命に仕事をしていた…
そんなチャンミンの姿を見ながら…しばらく目を見てなんて話してなかったな…笑顔も…本当に久しぶりにチャンミンと向きあった気がしたんだ…
二人で徹夜でやったおかげで、どうにか資料が出来上がった…気づけばもう朝になっていた…
『ユノヒョン!出来た!良かった…間に合って!』
笑顔で俺を見るチャンミン…
『良く頑張ったな!チャンミナ!』
頭を、撫でてやると嬉しそうに…
『ユノヒョンが励まして、手伝ってくれたからです…ありがとうございました!』
椅子から立ち上がり俺に頭を下げるチャンミン…
顔をあげた笑顔に俺はまた…ドキっとしたんだ…
俺は、忘れていた思いが溢れてきた気がした…
『チャンミナが、頑張ったからだよ!よし!ヒョンがコーヒー入れてやるよ!』
『ユノヒョン!僕が…』
俺はチャンミンを久しぶりに甘やかしてあげたかった…
『いいよ!チャンミナ、今日は特別!ヒョンが入れてあげるから!』
俺はコーヒーを入れて、部署に戻ると、疲れたのか、デスクにうつ伏せになって眠るチャンミンの姿が…
『チャンミナ…疲れたんだな…頑張ったもんな…』
スヤスヤ眠るチャンミンの頭をそっと撫でる…
『チャンミナ…』
チャンミンは俺のそばに居たかったと言った…辛い時頼りたかったと…自分を変えたのは俺だと…
俺は自分の思いに目をそむけて…気づかないようにしてた…チャンミンが俺を必要としていたのに…
俺はチャンミンに…最低な事をしたんだ…ヒョンだって言ったのに…頼れって言ったのに…
でも会社を辞めると言ったあの時…離したくないって思った…
ヒョンとして…そう…チャンミナは俺の…可愛い…弟…?
でも…やっぱり…違う…
『チャンミナ…ゴメンな…俺…最低なヒョンだった…チャンミナを傷つけて…泣かせて……そろそろ…俺…認めるよ…俺は…チャンミナが…好きだよ…』
今まで逃げていた自分の心を認めた時…俺の中でチャンミンを愛おしいと思った…そして…眠るチャンミンに俺は…そっと…キスをした…
チャンミン…俺がお前を好きだと言ったら…チャンミンはどうする?…俺の思いは日に日に大きくなっていった…
二人で作った資料は完璧で、プレゼンも成功した…
部長も納得してくれて、無事にプレゼンを終えて、あとは世界の家具展に向けて最終調整に入るだけだった…
さぁ!今日はプレゼンの成功を祝ってみんなで飲みに行きましょう!
プロジェクトチームのみんなと行きつけの居酒屋でお祝いをする事になった。
『さぁ、みんないろいろトラブルもあったけど、プレゼン成功おめでとう!これからが本番だから、よろしくな!』
部長の一言で乾杯して、みんなはお祝いムードで楽しく飲んでいる…
隣りに座るチャンミンを見ると、ソフトドリンクで…
『あれ?チャンミナ?飲まないのか?』
『はい…また…ユノヒョンに迷惑かけたら困るし…』
歓迎会の日の事を思い出す…考えてみたら、あの時キスした時から…俺の気持ちは分かっていたのかもしれない…
チャンミンはみんなの前でもう一度迷惑をかけた事を謝罪した…その姿はチャンミンがの社会人としてちゃんとしたケジメだった…
もう…俯く事はなく、ちゃんと大きな声で言ったんだ…
その姿にみんなとのわだかまりも解けて…チャンミンは本当にこの部署の一員になったんだ…
また、心から笑顔になったチャンミン…ヒョンと弟としてそばにいる事がいいのか…本当にそれで満足なのか…
俺の中で日に日に大きくなるチャンミンへの思い…俺は…もう…ヒョンでいられない…
飲み会もお開きになり…みんなが二次会の話しで盛り上がる…
俺はチャンミンを引き寄せ…耳元で…
『チャンミナ…これから二人で飲み直そう?二人でお祝いしようぜ!ワインでさ。』
チャンミンは顔を紅くしながら、頷いて…
『僕も…ユノヒョンと…二人で…お祝いしたいです…』
紅い顔をしたチャンミン…その顔を見て…俺は決めたんだ…もう…迷わない…
店を出てみんなに…
『じゃあ、俺とチャンミナはこれで!お疲れ!』
チャンミンの腕を取り歩き出す…もう…俺はチャンミンにこの思いを伝えたかった…
俺は決めたんだ…俺は…チャンミンに伝える…
チャンミンが…好きだと…
あとがき
優月ちゃん♡ついにユノが決心したわよ♡
ついに♡ついに♡告白するからね♡
チャンミナ!ヒョンの気持ち受けとめてね♡
明日は優月ちゃん♡
20時更新です(^_−)−☆
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まだ元気のないチャンミン…
『チャンミナ…今から会社に帰って資料作りするんだ。ちゃんと食べないとな。
この仕事最後までやるんだろ?俺もついてる。大丈夫だ。
ちゃんと、チャンミナのそばに居るから…もう…避けたりしないから…一緒に頑張ろう?
俺達なら、絶対出来るからさ!俺はチャンミナのヒョンだよ。俺が大丈夫って言ったら大丈夫だ!ほら、食べよう?』
やっと、笑顔になったチャンミン…俺はこの笑顔を守りたい…ヒョンとして…チャンミンを助けたい…そう思ったんだ…
それから俺達は二人で徹夜で資料作りをした…
『ユノヒョン!ここなんですけど…』
『ああ…この表現より、こうの方がいいかな。』
『はい!分かりました!』
チャンミンと久しぶりの穏やかな会話…ヒョンとしてチャンミンにアドバイスをして、チャンミンも一生懸命に仕事をしていた…
そんなチャンミンの姿を見ながら…しばらく目を見てなんて話してなかったな…笑顔も…本当に久しぶりにチャンミンと向きあった気がしたんだ…
二人で徹夜でやったおかげで、どうにか資料が出来上がった…気づけばもう朝になっていた…
『ユノヒョン!出来た!良かった…間に合って!』
笑顔で俺を見るチャンミン…
『良く頑張ったな!チャンミナ!』
頭を、撫でてやると嬉しそうに…
『ユノヒョンが励まして、手伝ってくれたからです…ありがとうございました!』
椅子から立ち上がり俺に頭を下げるチャンミン…
顔をあげた笑顔に俺はまた…ドキっとしたんだ…
俺は、忘れていた思いが溢れてきた気がした…
『チャンミナが、頑張ったからだよ!よし!ヒョンがコーヒー入れてやるよ!』
『ユノヒョン!僕が…』
俺はチャンミンを久しぶりに甘やかしてあげたかった…
『いいよ!チャンミナ、今日は特別!ヒョンが入れてあげるから!』
俺はコーヒーを入れて、部署に戻ると、疲れたのか、デスクにうつ伏せになって眠るチャンミンの姿が…
『チャンミナ…疲れたんだな…頑張ったもんな…』
スヤスヤ眠るチャンミンの頭をそっと撫でる…
『チャンミナ…』
チャンミンは俺のそばに居たかったと言った…辛い時頼りたかったと…自分を変えたのは俺だと…
俺は自分の思いに目をそむけて…気づかないようにしてた…チャンミンが俺を必要としていたのに…
俺はチャンミンに…最低な事をしたんだ…ヒョンだって言ったのに…頼れって言ったのに…
でも会社を辞めると言ったあの時…離したくないって思った…
ヒョンとして…そう…チャンミナは俺の…可愛い…弟…?
でも…やっぱり…違う…
『チャンミナ…ゴメンな…俺…最低なヒョンだった…チャンミナを傷つけて…泣かせて……そろそろ…俺…認めるよ…俺は…チャンミナが…好きだよ…』
今まで逃げていた自分の心を認めた時…俺の中でチャンミンを愛おしいと思った…そして…眠るチャンミンに俺は…そっと…キスをした…
チャンミン…俺がお前を好きだと言ったら…チャンミンはどうする?…俺の思いは日に日に大きくなっていった…
二人で作った資料は完璧で、プレゼンも成功した…
部長も納得してくれて、無事にプレゼンを終えて、あとは世界の家具展に向けて最終調整に入るだけだった…
さぁ!今日はプレゼンの成功を祝ってみんなで飲みに行きましょう!
プロジェクトチームのみんなと行きつけの居酒屋でお祝いをする事になった。
『さぁ、みんないろいろトラブルもあったけど、プレゼン成功おめでとう!これからが本番だから、よろしくな!』
部長の一言で乾杯して、みんなはお祝いムードで楽しく飲んでいる…
隣りに座るチャンミンを見ると、ソフトドリンクで…
『あれ?チャンミナ?飲まないのか?』
『はい…また…ユノヒョンに迷惑かけたら困るし…』
歓迎会の日の事を思い出す…考えてみたら、あの時キスした時から…俺の気持ちは分かっていたのかもしれない…
チャンミンはみんなの前でもう一度迷惑をかけた事を謝罪した…その姿はチャンミンがの社会人としてちゃんとしたケジメだった…
もう…俯く事はなく、ちゃんと大きな声で言ったんだ…
その姿にみんなとのわだかまりも解けて…チャンミンは本当にこの部署の一員になったんだ…
また、心から笑顔になったチャンミン…ヒョンと弟としてそばにいる事がいいのか…本当にそれで満足なのか…
俺の中で日に日に大きくなるチャンミンへの思い…俺は…もう…ヒョンでいられない…
飲み会もお開きになり…みんなが二次会の話しで盛り上がる…
俺はチャンミンを引き寄せ…耳元で…
『チャンミナ…これから二人で飲み直そう?二人でお祝いしようぜ!ワインでさ。』
チャンミンは顔を紅くしながら、頷いて…
『僕も…ユノヒョンと…二人で…お祝いしたいです…』
紅い顔をしたチャンミン…その顔を見て…俺は決めたんだ…もう…迷わない…
店を出てみんなに…
『じゃあ、俺とチャンミナはこれで!お疲れ!』
チャンミンの腕を取り歩き出す…もう…俺はチャンミンにこの思いを伝えたかった…
俺は決めたんだ…俺は…チャンミンに伝える…
チャンミンが…好きだと…
あとがき
優月ちゃん♡ついにユノが決心したわよ♡
ついに♡ついに♡告白するからね♡
チャンミナ!ヒョンの気持ち受けとめてね♡
明日は優月ちゃん♡
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